9.エンベロープを加える

エンベロープを使用するためには、、エンベロープを使用可能なmachineを加える必要があります。

では今回は"Matilde Tracker (Stereo)"というトラッカーを使用してみます。
machine(Matilde Tracker (Stereo))を追加したら、(必ずMasterに繋いでください)Wavetableからエンベロープを変化させたいサンプルを選択してください。



右下のビジュアルエンベロープエディターの左上にあるプルダウンメニューから、追加したエンベロープ使用可能なmachine(今回はMatilde Tracker (Stereo))と、そのエンベロープを選択してください。



"Disabled"にチェックが入っている場合はチェックを外してください。



グラフィカルエンベロープエディターの、好きなところをクリックして、ポイント(白い四角の点)を加えてみてください。そして、加えられたポイントをドラッグして、動かすことで、視覚的に、エンベロープを変化させることができます。
※後ほど説明しますが、エンベロープは、"ADSRエンベロープエディター"を使って変化させることもできます。



エンベロープを変化させるときは、サンプル再生、停止ボタンを押して音を確かめながら、変化させることになると思います。



より細かくポイントの位置を決定するには、そのポイントを右クリックして、メニューから、"Edit Point"を選んでクリックしてください。



xとy座標を入力するウィンドウが表示されるので、数値を入力してポイントを配置する位置を決定してください。



ポイントを消去する場合は、そのポイントを右クリックして、メニューから"DeletePoint"を選んでクリックしてください。



ポイントを右クリックして、"Sustain"を選択すると、そのポイントから、サスティンの状態になります。
選択すると左にチェックが入ります。また、このポイントに、このエンベロープのサスティンポイントであることを示す、垂直の点線が表示されます。
再生時間がサスティンポイントまで達すると、そこから最後まで音がリリースされず、サスティンで設定したレベルの音量がずっと持続されます。



今回はMatilde Tracker (Stereo)の、ボリュームのエンベロープがこのサンプル(今回は無線voice)に適用され、作成されました。このエンベロープは、このサンプルが再生されるときは、いつでも適用されます。エンベロープはいつでも編集することができます。


※エンベロープは、一つだけではなく、例えばボリュームとパンの両方のエンベロープを設定することができます。

※エンベロープを加える場合は、Wavetableからサンプルを選択している必要があります。サンプルを選択せずにエンベロープを作っても、ウィンドウを切り替えるときにすべて消えます。

※ポイントは好きなだけ作ることができます。

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