2.Patternの追加と属性の変更

次に、Patternの加え方と属性(名前と行数)の変更の仕方を説明します。

machineなどの音源出力のメロディーや、エフェクトのカットオフなどのパラメータを制御するには、"Pattern"を作成する必要があります。
ここではその"Pattern"を新規に追加し、属性を変更する方法を説明します。

まずPattern Editorに切り替えてください。(画面上のツールバーから選ぶか、F2キーを押します)

Pattern Editorに切り替えたら、Patternを新たに加えたい音源またはエフェクトのPatternを表示します。
Machineと書いてあるところの右にあるボックスの、プルダウンメニューから、Patternを表示したい音源またはエフェクトを選んでください。(Alt+Mでもプルダウンメニューが表示されます。またCtrl+↑,↓でも音源、エフェクトのPatternを切り替えることができます)



※PatternはMachineなどの音源を、Machine Editorで読み込んだときに、自動的に作成されています。また、Patternのデフォルトの名前は"00"です。ただし、エフェクトなどは、Patternは最初からは用意されておらず、手動で追加する必要があります。

そして、編集画面のどこでもいいので右クリックして、表示されたメニューから"New pattern..."をクリックするか、"Ctrl+Enter"キーを押してください。



下図のようなウィンドウが表示されると思います。また、先ほど言いましたがこのウィンドウは"Ctrl+Enter"を押すだけで表示させることもできます。



このウィンドウには2つのオプションがあります。一つはPatternの名前の変更、もう一つはPatternの長さ(行数)の変更です。
ではまずPatternの名前の変更をしてみます。Patternに名前をつけるとどのPatternが何の役割を果たしているのかなどがわかってとても便利です。
まず"BackSpace"キーを押して、次に新しいPatternの名前を入力してください。







次にPatternの長さ(行数)の変更をします。
長さはプルダウンメニューでは1〜512行まで変えることが出来ますが、直接数値を入力すれば8192行まで長くできます。今回は16行を32行にしてみます。
"Length"の右のボックスのプルダウンメニューから、"32"を選んでクリックしてください。



"OK"をクリックしてください。



これで32行になりました。



これで新しいPatternの追加と属性の変更は完了です。名前は管理人はMellody 1にしましたが、Sequence Editorでは"0"を押せば、シーケンスにMellody 1を加えることができます。

行を32行にしたので、Sequence EditorではこのPatternを加えたら、その次のPatternはそのすぐ下ではなく、16行空けて入力しなければいけないことに注意してください。
また、Sequence Editorの再生開始位置と再生終了位置の間隔が、今設定したPatternの行の長さより短いと、このPatternを再生する場合、最後までは(32行目までは)再生されないので、再生開始位置と再生終了位置の間隔をこのPatternの行数より長くしておく必要があります。再生開始位置と再生終了位置の間隔の変え方は、"応用編"の5.再生、終了位置を変更を参考にしてください。
もう一つ、一度行の長さを短くしたりして、切り取られた部分は復元はできないので注意してください。("小技"でも説明していますが、もし定期的に別名で保存を取っていた場合、まだ長さを変えたりしていない一番最近保存したデータを読み込めば、前の状態に戻せます)

今は新しいPatternの追加とともに名前と行を変更しましたが、新しいPatternではなく、現在表示されているPatternの名前と行を変更する場合は、右クリックメニューから"Pattern properties..."をクリックするか、"Ctrl+BackSpace"を押せば、そのPatternの属性("Pattern Properties")が表示されるので、同じように名前と行を変更してください。







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