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9.オートメーション機能

パラメータは曲の再生とともに動的に変化させることが出来ます。
もちろん手動で変化させるのではなく、自分が変化を記録させればあとは自動で自分が記録させたように変化してくれます。(オートメーション機能といいます)
例えばフィルターのカットオフを低周波から徐々に高周波にしていくなどができます。
パラメータを動的に変化させるには、1.""Pattern Editor"画面で、"Pattern"に直接パラメータの数値の動的な変化を入力する"か、2."自分でマウスで動かしたパラメータの動的な変化を、レコード機能で記録させる"方法があります。


1."Pattern Editor"画面で、"Pattern"に直接パラメータの数値の動的な変化を入力する(すぐ下です)

2.自分でマウスで動かしたパラメータの動的な変化を、レコード機能で記録させる


1."Pattern Editor"画面で、"Pattern"に直接パラメータの数値の動的な変化を入力する

ではまず"Pattern Editor"画面で、"Pattern"に直接パラメータの数値の動的な変化を入力してみます。ここでは"RezPhaser"の値を変化させてみます。
"Pattern Editor"画面に切り替えたら、"Pattern"の"00"の"RezPhaser"の点の列に、上から下へなるべく変化をつけて、数値を入力していきます。
下図のように適当に入力してみました。(最初の一行だけ8.パラメータを変化させるで入力した時のままになっています)



再生してみると、音色が動的に変化していることがわかると思います。

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2.自分でマウスで動かしたパラメータの動的な変化を、レコード機能で記録させる

次に、自分でマウスで動かしたパラメータの動的な変化を、レコード機能で記録させてみます。
まず、パラメータの動的な変化を記録させる、machineの"Pattern"を再生する準備をします。
"Sequence Editor"画面に切り替えて、パラメータの動的な変化を記録させる、machineの"Pattern"(今は"00")が、再生開始の準備状態で停止になっていることを確認します。今は下図のようになっていれば大丈夫です。



×



次に"Machine Editor"画面に切り替えて、音源(Guru)のパラメータのウィンドウを表示させてください。また、ループ再生はしないようにしておいてください。ループ再生をしないようにするには7.完成した曲を再生するを参考にしてください。
では変化させるパラメータを決めて(同時に二つ以上は出来ません)、画面の上部にあるツールバーの中の、""のボタンをクリックすると同時に、先ほど決めたパラメータを再生が終わるまで好きなように動かしてください。ここでは"RezPhaser"を動かしてみます。今はちょっと再生時間が短いので急がないといけないし、やりにくいかもしれませんが…









"小技"でも説明しますが、一つコツ?を教えますと、前の.8.パラメータを変化させるでもちょっと説明しましたが、例えば最初の出だしの音の"RezPhaser"の値を低い状態にしたい場合は、まずその値だけパラメータのウィンドウでマウスで調節して決定し、次に"Pattern"の一行目にその値を直接入力させておけば、再生するときは必ず最初は"RezPhaser"の低い音が出ます。
そしてその低い状態からパラメータを動かして記録させれば(この時パラメータのウィンドウを見れば、最初"RezPhaser"の値が"Pattern"に直接入力した低い値になっていることがわかると思います)、最初の"RezPhaser"の値が低い状態からの変化を記録させることが出来ます。

再生が終わったら、パラメータのウインドウを表示した状態で、もう一度再生してみてください。パラメータが先ほど再生中に動かしたように動いていることがわかると思います。
また、前の8.パラメータを変化させるで、"Pattern"にパラメータを入力したので、もしそのままなら、パラメータの最初の値はその時入力した値になる(固定されている)と思います。5.Patternを作成のページでも説明したように、入力した数値を消去するには、消去する数値を選択して、"."(ピリオドキー)を押してください。Note(メロディー)など他の値もすべてこの"."で消せます。

"Pattern Editor"に切り替えてパターンを見ると、下図のように動きに伴ったパラメータの数値の変化が記録されていると思います。(最初の(一行目の)パラメータの値だけ直接入力してあります)



これでパラメータの動的な変化を、レコード機能で記録させることが出来ました。

このようにパラメータを動的に変化させるには、"Pattern Editor"画面で、"Pattern"に直接パラメータの数値の動的な変化を入力する方法と、自分でマウスで動かしたパラメータの動的な変化を、レコード機能で記録させる方法の二つがあります。例えば、変化させる時間が短い場合は"Pattern"に直接パラメータの数値の動的な変化を入力するほうが早い場合もあるので状況に応じて変えればいいと思います。

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