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8.パラメータを変化させる

次に音色を編集してみます。音色は、machineなどのパラメータをいじったり、エフェクトにかけて変化させることが出来ます。
また音源やエフェクトのパラメータの動的な変化を記録させること(オートメーション機能)も出来ます。これは後ほど説明します。
では音源のパラメータをいじってみます。パラメータは、1."パラメータの
ウィンドウ画面でマウスを使って変化させる"か、2.""Pattern"に直接パラメータの数値を入力して変化させる"方法があります。


1.パラメータのウィンドウ画面でマウスを使って変化させる(すぐ下です)

2."Pattern"に直接パラメータの数値を入力して変化させる


1.パラメータのウィンドウ画面でマウスを使って変化させる

パラメータのウィンドウ画面でマウスを使って変化させてみます。
まず"Machine Editor"画面に切り替えます。
F3キーを押すか、画面の上部にある下図のようなツールバーの中の赤い四角の絵の描いたボタンをクリックしてください。



"Machine Editor"の画面にまた戻ってきたと思います。
次に、音源(Guru)をダブルクリックしするか、右クリックしてメニューから"Parameters..."をクリックしてください。



下図のようなパラメータの画面が表示されたと思います。



では、曲をループ再生させた状態で試しに一番上から二番目の"RezPhaser"のパラメータのつまみをマウスで左右に動かしてみてください。音色の変化がわかると思います。
Jeskola Buzzは、音を出しながらパラメータを変化させるとそれに伴った音色,音質の変化をリアルタイムで聞き取れるようになっています。



とりあえず今は下図のように変えてみました。
RezPhaserを 100%→69%
Hi Volumeを  25%→70%
Wave Formを  Saw→Square



そして変化させたパラメータを保存します。(これは必ず覚えておいたほうがいいです。)
"Edit..."をクリックしてください。



"Presets"のウィンドウが表示されると思うので、左下のテキストボックスに変化させたパラメータのプリセットの名前を適当につけて記入し、"Add"をクリックしてください。



これで音源のパラメータを変え、音色を変化させることができ、その変化させたパラメータを保存することができました。



ちなみにパラメータを元に戻したいときは、パラメータのウィンドウの、左上にあるプルダウンメニューから"<default>"を選んでクリックしてください。







上図のように元に戻ったと思います。

一番上に戻る↑


2."Pattern"に直接パラメータの数値を入力して変化させる

次にもう一つの方法として"Pattern"に直接パラメータの数値を入力して変化させてみます。とりあえずパラメータの値を元に(defaultに)戻して、"Pattern Editor"画面に切り替えます。(F2キーを押すか、画面の上部にあるツールバーの中の赤い四角の絵の描いたボタンの左のボタンを押してください)
"Pattern"の"00"の点の列が表示されたと思います。どの点が何を表しているかはPattern Editerの説明のページでも説明しますが、この画面の下にあるステータスバーに今選択している点が何を表しているかが表示されています。(ステータスバーが表示されていない場合は、画面一番上のメニューバーの"View"の"Sutatus Bar"にチェックを入れてください)ちなみに"Row"は行数
を表しています。例えば下図の現在選択している点は、"RezPhaser Offset"です。パラメータのウィンドウでいう"RezPhaser"のことです。





そして同じように下記のように変化させて
みます。

RezPhaserを 100%→69%
Hi Volumeを  25%→70%
Wave Formを  Saw→Square

基本的に変化させる"Pattern"をループ再生させて、変化を確かめながら、数値を入力するといいと思います。(その方が変化がわかるので)5.Patternを作成のページでも説明したように、入力した数値を消去するには、消去する数値を選択して、"."(ピリオドキー)を押してください。Note(メロディー)など他の値もすべてこの"."で消せます。
上記のように変化させると下図のように数値が入力されると思います。(下図の通りじゃなくてもいいです)



この音源(Guru)の場合、RezPhaserは161〜165で69%、Hi Volumeは59A0〜5ADFで70%、Wave Formは02でSquareになります。
曲を再生すると音色の変化がわかると思います。(再生されたままであれば、数値を入力して"Pattern"が読み込まれた時点で、変化がわかると思います)
これで音色を変化させることが出来ました。

このようにパラメータを変化させる(音色を変える)には、machineのパラメータのウィンドウを開いてマウスを使って変化させる方法と、"Pattern Editor"画面でmachineの"Pattern"に直接パラメータの数値を入力して変化させる方法があります。
例えば次に説明する、パラメータの動的な変化を記録させる時に、"Pattern"の出だしの最初の所だけカットオフをこの値にしたいというようなことがあると思います。その時に、"Pattern"のパラメータの最初の一行目にその値を直接入力すれば、再生されるときに必ず最初だけその値になるので、それからパラメータを変化させれば、最初だけ自分で絶対的に決めたパラメータから始まる、パラメータの動的な変化を記録させることが出来ます。
このような感じに二つの方法をうまく使って編集していくといいと思います。

これで音源のパラメータを変化させることが出来ました。
次は更にパラメータを動的に変化させる(オートメーション)方法を説明します。

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